パソコンで音楽を楽しむ為には

#2023/1/24

1年以上前からPCで使用するサウンドカードを物色していました。個人的に調べたりした事を内容がほとんどありませんがまとめてみました。

 

2023年現在、PCで音楽を楽しむにはいくつかの方法があります。

①オンボードのサウンドカードを使用する。

 

②別売りのPCIe/PCI用のサウンドカードを使用する。
(ノートPC除く)

 

③USB DACを使用する。

 

のどれかになります。

 

【①のメリットとデメリット】
<メリット>
2023年現在、ほどんどの家庭向けPCのマザーボードにはデフォルトでサウンドカードが搭載されています。別途お金を支払い購入する必要がありません。

<デメリット>
非常に安価な製品の為、アナログオーディオデータを出力する際に、CPUの能力を必要とします。その為、CPU負荷が高い場合、アナログオーディオデータに影響が出るため、一部正常に出力されない場合があります。また、PCの本体内部にはノイズが発生する為、非常に影響を受けます。

後、サウンドカードに直接ヘッドホンなどを接続しても音が小さいので、別途アンプ付きスピーカーなどが必要になります。アンプ付きスピーカーも、物によってはノイズが乗ります。アンプ付きスピーカーを色々と購入しましたが、PCアクセサリーを製作しているメーカーは酷い物が多く何度騙された事か・・・・(-_-;)
アンプ付きスピーカーを購入するのであれば、絶対に音響メーカーの製品を購入した方が良いと思います。

【②のメリットとデメリット】
<メリット>
CPUの仕様を極限まで抑えた高性能のチップが搭載されているため、CPUなどの負荷にほとんど影響を受けません。その為、①のようにアナログオーディオデータが正常に出力されるような場合はほとんどありません。
また、PCに高速でアクセスする事が出来るバスに接続しているため、短時間でアナログオーディオデータを出力する事が出来ます。

<デメリット>
PCの内部の拡張スロットに接続する為、①と同様にPC内部のノイズに影響されます。

 

【③のメリットとデメリット】
<メリット>
PCからUSB経由で出力されたデジタルオーディオデータをもとにPCの外部でDACを使用しアナログオーディオデータに変換されるため、①や②と比較するとノイズに影響される事が非常に少なく、CPUなどの負荷にあまり影響を受けません。その為、非常にクリアな音楽を楽しむ事が出来ます。

<デメリット>
PCからあまり高速でないUSBケーブル経由でPCの外部に出力され、アナログオーディオデータに変換されるため、①や②と比較すると若干タイムラグが発生する可能性があります。
アンプの中には処理に若干時間が必要になる物もあります。

 

なので「③」が一番クリアな音楽を楽しむ事が出来ます。

(ですが、PC内でUSBの制御にCPUが使用される為、絶対にCPU負荷に影響を与えない訳ではないはずです。また、デジタルオーディオデータをPC内でリアルタイムに作る場合にもCPU負荷などに影響するはずです。)

 

また、「③」はかつてのオーディオファンを取り込む事に成功しました。

より良い音楽を楽しみたい層向けに格安の製品から超高額製品まで様々な製品があります。また、中華製の製品の中でも馬鹿に出来ない製品もあったりするので侮れません。

PCでサウンドを楽しむ際の目的に応じてどの方法が良いのか判断する必要があります。
・PC上で動画や映画を楽しむ
・PC上でMP3などの音楽配信サービスを楽しむ
・ゲーム
・デジタルオーディオ(DSDやハイレゾ音楽)

 

DSDやハイレゾ音楽を楽しむ場合には、③になると思います。デジタルオーディオをターゲットにした②も存在していますが、2023年現在は、ほとんど姿を消しています。
で、③にはハイレゾに対応した製品や、高いサンプリングレートをサポートする製品は値段が高くなっています。元々のデータがハイレゾに対応した音楽を楽しみたいのであれば、③もハイレゾに対応した製品を選択する必要があると思います。しかし、2023年現在でも、まだハイレゾ音源は数が少ないので、初心者やライトな層の人は、ハイレゾに対応していない製品でも問題ないと思います。

また、ゲームを楽しむ場合には、ほぼ②になると思います。③でも良いのですが、タイムラグが若干発生する場合があり、ゲームの中にはタイムラグが発生して欲しくないジャンルのゲームもあります。その為、ゲーム目的であれば、②がベストだと思います。

また、MP3や動画配信サービスのサウンドで良いのであれば、①でも十分だと思います。「①はたまに音がバグるのが嫌」という人は、②か③の低価格な製品を購入した方が良いと思います。

以上です。

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