Steamで、「Divinity II Developer’s Cut」ってゲームがあります。
面白そうなんだけど、英語版オンリーのゲームです。
実はこのゲームは、「Divinity II – DKS」というゲームの劣化版になるようです。
この「Divinity II – DKS」というゲームは、2011年頃に発売したゲームです。「Divinity II – DKS」は完全日本語版が発売されているので、Divinity II の日本語化プロジェクトは解散しています。なので、「Divinity II Developer’s Cut」の日本語化はされないようです。解散した理由ですが、「Divinity II – DKS」の日本語版の版権をサイバーフロントが持っていた為です。その為、有志による日本語化が不可能になったため解散になりました。この場合、日本語化MODを配布する為に、開発元に許可を得る必要があります。しかし、日本での版権をサイバーフロントが持っていた為、配布が出来ないからです。このゲームの開発元は、Larian Studiosですが、日本での版権はサイバーフロントが持っています。
他の日本語化MODを作成しているゲームは、ゲーム開発元などに許可を得ています。
このゲーム、2011年前に開発されたゲームみたいですが、見た目がソコソコ綺麗で、面白そうな雰囲気なんですよね。また、このゲームはシステムが独特でゲーム中にNPCなどと会話をする際に、幾つかの選択肢が表示されますが、その選択肢は、Yes or No 的な回答になっていません。なので「Divinity II Developer’s Cut」を英語を熟読せずにプレイしようとすると、ゲームが進まなくなってしまう事もあります。詰んでしまうのではなく、特定の場所に行く必要が出てきたり、特定のNPCと会話する必要になるのですが、それがプレイヤーに知らせません。このゲームのクエスト自体が、誰から受け、何処で何をすれば良いのかオペレート orガイドしてくれません。
この「Divinity II – DKS」は、「ディウィニティⅡエゴ・ドラコニス」というゲームと「ディウィニティⅡフレイムス・オブ・ヴェンジェンス」という2つのゲームをプレイする事ができるようです。
Steamで販売している「Divinity II Developer’s Cut」の日本語版があれば良いのですが、私はどうしてもこのゲームをプレイしたいと思いました。はじめは「Divinity II Developer’s Cut」の英語をそれぞれ訳していけば英語も身に付くしいいんじゃね?って思ってましたが、これがなかなか難しい。。。って事で完全日本語版である「Divinity II – DKS」を探しました。
「Divinity II – DKS」は、サイバーフロントから発売されており、PC版とXBox版があるようです。XBox版の方が入手し易いみたいですが、私はXBoxを持っていません。なのでPC版を探しました。実はXBox版は、本体を中古で購入し、ゲームを購入した方が、PC版のソフトよりも安いのです。いろいろあってやっと入手しましたが、ゲームが安定して動作せず、建物の出入りでフリーズしたり、オートセーブでフリーズしたり、突然クラッシュしたりと、プレイに耐えられる物ではありませんでした。で、このゲームは、日本語発売元のサイバーフロントが倒産している為、入手が困難である事を知りました。って事で修正パッチを探していると、英語版の修正パッチは2個ぐらい見つけました。
その修正パッチを適用しようと思ったら、「languageがEnglishじゃない」と言ってきます。インストールされているファイルの中にlanguageがEnglishだと記載されている環境ファイルっぽいのがあったので、Englishに変更しましたが、パッチは「languageがEnglishじゃない」と言ってきます。そこで注目したのは、Steamなどでゲームを日本語化する為に使用するツールです。このツールを使用すると、環境変数を変更出来るようです。しかし、そのツールを使用するのを躊躇しました。現在使用しているPCにインストールして何かあったら怖いので、サブPCにインストールしなきゃなぁ・・・っと思って放置してました。
ある日、「Divinity II – DKS」と「Divinity II Developer’s Cut」がインストールされているフォルダを比較すると、どうやらゲームデータの中で、サイズが異なるファイルがある事が解りました。Steam版の「Divinity II Developer’s Cut」は安定してプレイ出来ます。なので、「Divinity II – DKS」のファイルをつかって「Divinity II Developer’s Cut」を日本語化できるんじゃね?って考えました。
なので、ファイルをコピーなどしたら、Steam版の「Divinity II Developer’s Cut」が日本語で起動出来るようになりました!!
って喜んでいたら、あれ?一部のNPCに話しかけると会話の内容が表示されませんでした。これは、だめだだーって一瞬諦めました。
でもあれ?!「Divinity II – DKS」にSteam版の「Divinity II Developer’s Cut」のゲームシステムを上手く移植できれば、「Divinity II – DKS」を安定プレイ出来るんじゃね?って思いアレコレやりました。
そうしたら、「Divinity II – DKS」が安定プレイ出来るようになりました。起動出来たゲームからバージョンを確認すると、「Divinity II – DKS」のバージョンが上がっており、入手した英語版のパッチよりも新しいバージョンになりました。
って事がありました。具体的に何をどうやったのか記載しても、こんな事やる人は私だけだろうという独り言でした。
現在のところ、プレイに支障が出るような問題点は確認できていません。このゲームをプレイしたいと思っていただけに、嬉しいです。ゲームもそこそこ面白いです。Kingdom Come Deliveranceのエンディングを見たら、次には「Divinity II – DKS」をプレイしようかなっと思っています。
そもそも「Divinity II 」ってどんなストーリーかと言うと、ドラゴンスレーヤーとして鍛えられてきた主人公が、ラスボス?と思われる人に、ドラゴンにされます。ドラゴンスレーヤーがドラゴンナイトになってしまった人の物語のようです。
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